Noriko Katsura
桂典子
1988年生まれ、山口県出身、武蔵野美術大学卒。2018年フィレンツェ国立美術学院(イタリア)短期留学。
第2回国際芸術コンペティション「アートオリンピア 2017」入選、第19回雪梁舎フィレンツェ賞フィレンツェ美術アカデミア賞 受賞の他、直近では第23回岡本太郎現代芸術賞入選。
赤やオレンジ、鮮やかな色彩の作品を多く制作しており、生々しさのある赤色や、一つの画面にモノがぎゅっと集合している様子は、不思議と自分に関連性を感じてしまいます。それらは皮膚の色や細胞、胎内、眼球といった「生命」であり、この世に 生を受けたからには本能的に知っていることだからでしょう。顔を持つ食べ物に始まり、胎内をイメージした球体作品から、うさぎやヒトといった哺乳類へと確実に表現を変えながら、見る人を惹き込んで離しません。